2021.11.15ブログ
ヒヤリハット研修
こんにちは。湯の里まとばです。
福岡は急に気温が下がり、いよいよ寒くなってきました。
今月はリスクマネジメント研修として「介護現場のヒヤリハット」研修がありました。
介護のリスクマネジメント
介護におけるリスクマネジメントとは、よくある介護事故の原因を分析し、
予防の方法を考えること、事故が発生した際の対応を検討することを指しています。
介護事故は100%防ぐことはできないので、事故が発生した際の準備も必要です。
介護のヒヤリハット
介護事故を未然に防ぐには、介護現場でありがちな事例を知ることが必要です。
ヒヤリハットとは、事故には至らないものの、仕事中に「ヒヤリ」「ハッ」とする経験を指す言葉です。
一歩間違えば事故につながりかねない経験のことを言い、多くの介護職員がヒヤリハットを体験しています。
介護事故につながるリスク要因
介護事故に結びつく要因は大きく3つに分類できるそうです。
①利用者さま本人に潜むリスク
②支援者に潜むリスク
③ケアが行われる環境に潜むリスク
3つの要因が複合的になることを意識することが大切だそうです。
介護事故が起きた時の対応方法
どのような対策を講じていても、介護事故が起こるときもあります。
事故が発生した際の対応のひとつである「報告書の作成」についても学びました。
専用の報告書に、事故の状況や利用者さまの状態を記録します。
事故の内容は、5W1Hを意識してまとめることで、他の職員への理解を深め、
事故後のカンファレンスで、実効性のある対策の議論、活動へとつなげます。
おわりに
介護現場におけるリスクマネジメントは様々なケースがありますが、
施設の中で「その人らしい生活」を実現するために、
リスクマネジメントの強化に取り組んでいきたいと思います。