ご入所

ご利用条件

65 歳以上、または40 歳以上で特定疾病(がん・関節リウマチ・認知症・骨折を伴う骨粗鬆症・脳血管疾患など)に該当し、要介護度1~5の介護認定を受けている方。

サービスの内容

ご入所から3 ヶ月間、ご本人さまに対し、在宅復帰を目的とした、看護・リハビリテーション・日常生活サービス(介護・食事・入浴)を提供いたします。

このような方に

□ 退院直後で家で過ごすのに不安がある方  
□ 在宅サービスを利用しているが、日常生活が難しくなってきた方
□ 一定期間の介護が難しい方  
□ 認知症による周辺症状(不眠・徘徊・暴言など)があり、 ご自宅での介護の負担が大きくなってきた方

【ご入所】1 日のながれ(一例)

8:00朝食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
8:30口腔ケア・健康チェック
口腔ケア・健康チェックを行います。体温・血圧・脈拍の測定をし、健康状態の確認を行います。
9:30入浴
手すりや椅子はもちろん、車椅子ごと入浴できる浴槽を完備しております。ごゆっくりと安心してお風呂を楽しんでいただけます。
12:00昼食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
14:30レクリエーション
レクリエーションを行います。介護士を中心に毎日楽しく行っております。
15:00おやつ
洋菓子・和菓子・果物とメニューも豊富に取り揃えております。
15:30リハビリテーション
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリスタッフが、ご入所者さまにあった運動をご提供いたします。
18:00夕食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
21:00就寝
就寝となります。夜間も看護・介護の専門スタッフが、ご入所者さまを温かくケアいたします。

主なリハビリテーションの内容

●短期集中リハビリテーション[3ヶ月間]

ご入所されてから3ヶ月間、集中的にリハビリテーションを実施いたします。専門スタッフがご入所者さまの意向・目的に沿ったメニューを考え、無理のなく楽しく行えるようサポートいたします。3ヶ月間の集中実施期間以降も、ご自身で行える自主訓練メニューなどを考え、ご提案いたしますので、引き続きリハビリテーションに意欲的に取り組むことができます。

3 ヶ月間の短期集中リハビリテーションが終了した後も、
定期的に個別リハビリテーションを実施いたします。



膝の痛みが強い方

●退院後、痛みが強く自宅で暮らす事ができない。
●膝が元から悪かったが、最近痛みが強くなってきたため自宅での生活に困っている。

腰の痛みが強い方

●腰の痺れがひどく、起き上がる事もままならない。
●圧迫骨折・転倒などで入院したが、退院後の痺れ・痛みが強く生活が難しい。

1. 専門スタッフが原因を探ります。
2. 今後の方向性をご本人さま・ご家族さまと十分に話し合います。
3. ご入所者さまに適した運動を計画し、訓練を実施いたします。

膝の訓練メニュー(一例)

ご本人さまの状態により様々な訓練メニューをご提供いたします。例えば、膝に痛みがある方には痛みや無理のない範囲で筋力や柔軟性を高めるために、ゴムチューブやボールを用いた訓練などを行います。

腰の訓練メニュー(一例)

腰の痛みを一番に考え、痛みのない範囲で腰痛体操や筋力訓練の運動を行います。腰の周りの筋肉を柔らかくすることで血流が増えるため、痛みがなくなる方もおられます。

上記の様な症状が無い方でも、日常生活動作にお困りの方に、
能力向上目的の訓練や、動作に対してのアドバイスなどをさせていただきます。

  • ●認知症短期集中リハビリテーション[物忘れが酷くなった方などに:3ヶ月間]

    短期集中リハビリテーションは「体のリハビリ」とは異なり、認知症の進行予防や心を元気にする事で、ご自宅で安心した生活ができる様にするリハビリテーションです。作業活動(計算ドリル・塗り絵・回想法など)を通じて認知症の予防に努め、生活の動作手順が安全に行えるように、シルバーカーや車椅子の安全な操作手順の確認などを行っております。

認知症短期集中リハビリテーションは、中核症状及びBPSD(認知症の行動・心理症状)の改善に有効

公益社団法人全国老人保健施設協会では、平成18年4月より創設された「認知症短期集中リハビリテーション」の効果を検証するため、長年にわたり調査研究事業を実施してきました。
この調査研究事業の結果、「認知症短期集中リハビリテーションは極めて有効であり、臨床的認知症重症度の進行予防、心の健康維持(意欲、活動性)を通じて、ADLの改善が認められる。さらに、周辺症状の改善によって在宅系居所への復帰効果が期待される」という画期的成果が得られました。

この結果は厚生労働大臣の呼びかけで始まった「認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト」の報告書においても、認知症に対する認知症短期集中リハビリテーションが、中核症状及びBPSDの改善に有効であることが示されております。

詳しくはこちら

公益社団法人 全国老人健康保険施設協会
「認知症短期集中リハビリテーション」

  • ●訪問指導リハビリテーション[ご自宅の環境改善に]

    ご入所とご退所が決まった場合は、担当スタッフが事前にご自宅を訪問いたします。今後退所先で安全にお過ごしできる様に、環境の整備やアドバイスなどを行います。また、安心してお過ごしできる様に、ご自宅での動作の仕方やご家族への介助方法の指導、必要な福祉用具などの評価を行っております。

ショートステイ [ 短期入所療養介護 ]

ご利用条件

要支援1~2・要介護1~5の要介護認定を受けた病状が安定している65歳以上の方。
40~64歳で特定疾病により要介護と判断された方。

サービスの内容

最大30 日間、食事・入浴・洗濯・排泄の手伝いといった日常生活全般の介護をはじめ、リハビリテーションやレクリエーションなどのサービスをご提供しております。

このような方に

□ ご家族さまの一時的な所用で介護できる方がいない場合 □ 介護者の病気や怪我
□ 冠婚葬祭や旅行などの外出のため □ ご自宅で自力の生活をすることが困難になった方
□ 集中的にリハビリを行いたい方

【ショートステイ:短期入所療養介護】1日のながれ(一例)

ご家族さま・ご本人さまの状況やご都合に合わせて、施設の福祉車両で送迎を実施いたします。

8:00朝食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
8:30口腔ケア・健康チェック
口腔ケア・健康チェックを行います。体温・血圧・脈拍の測定をし、健康状態の確認を行います。
9:30入浴
手すりや椅子はもちろん、車椅子ごと入浴できる浴槽を完備しております。ごゆっくりと安心してお風呂を楽しんでいただけます。
12:00昼食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
14:30レクリエーション
レクリエーションを行います。介護士を中心に毎日楽しく行っております。
15:00おやつ
洋菓子・和菓子・果物とメニューも豊富に取り揃えております。
15:30リハビリテーション
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリスタッフが、ご入所者さまにあった運動をご提供いたします。
18:00夕食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
21:00就寝
就寝となります。夜間も看護・介護の専門スタッフが、ご入所者さまを温かくケアします。

ショートステイは、ご入所と同じサービスが受けられます。要支援・要介護の段階によって日数の違いがございます。詳しくはケアマネジャーにご相談ください。

要支援 1:9~10日/要支援 2:17~18日

要介護 1:24~27日/要介護 2:24~27日/要介護 3:26~28日/要介護 4・5:30日

※ショートステイを連続してご利用された場合の目安です。
※連続して30日を超えた利用はできません。それ以降も利用する場合は、保険が適応せず全額利用者の負担になります。



デイケア[ 通所リハビリテーション ]

ご利用条件

65歳以上、または40歳以上で特定疾病に該当し、
要支援(1~2)・要介護1 以上の介護認定を受けている方。

サービスの内容

予防通所・通所リハビリテーションは要支援・要介護の方が心身機能の維持及び回復のために、通所にてリハビリテーション等によるケアや入浴・食事のサービス等が受けられます。施設の車で送迎もいたします。

このような方に

□ 足腰が弱ってきたように感じる方  □ 転倒や、つまずく事が増えてきた方
□ 閉じこもりがちで、家から出ることが少なくなった方  □ 日中の介護をお願いしたい方
□ 退院直後で家で過ごすのに不安がある方

【デイケア:通所リハビリテーション】1 日のながれ(一例)

8:00送迎
送迎車でお迎えにうかがいます。
9:00健康チェック
ご自宅から当施設に到着次第、健康チェックを行います。体温・血圧・脈拍の測定をし、健康状態の確認を行います。
10:00リハビリテーション
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリスタッフが、ご利用者さまにあった運動をご提供いたします。
11:00レクリエーション
レクリエーションを行います。介護士を中心に毎日楽しく行っております。月2回の“お楽しみ会”も開催しております。
12:00昼食
栄養バランスのとれたメニューをご用意しております。
13:30入浴
手すりや椅子はもちろん、車椅子ごと入浴できる浴槽を完備しております。ごゆっくりと安心してお風呂を楽しんでいただけます。
15:00おやつ
洋菓子・和菓子・果物とメニューも豊富に取り揃えています。
16:00送迎
最後に帰りの会を行います。帰りの会が終わりましたら、ご利用者さまをお送りいたします。


主なリハビリテーションの内容

  • ●個別リハビリテーション[ 立ち上がり訓練・歩行訓練・階段昇降訓練など]

    理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)によって、ご自宅で安全にお過ごしできるようにリハビリテーションをご提供いたします。担当スタッフが、ご利用者さまに適した運動メニューを考え、個別にて運動を行っていきます。

  • ●パワーリハビリテーション[トーソフレックス・ローイング・ホリゾンタルレッグプレスなど]

    「パワーリハビリ機器」によるマシントレーニングです。使っていない筋肉を活性化させ、低い負荷で無理なく運動ができます。身体が元気になることで、活動する範囲も広まり、心も体も元気になることを目指します。

  • ●物理療法[マッサージ療法・温熱療法など]

    物理療法の目的は、痛みを和らげたり、運動をより一層行いやすくする為の準備やむくみ・循環をよくするために行う療法です。

所定疾患施設療養費算定状況

介護老人保健施設において、入所者の医療ニーズに適切に対応する観点から、所定の疾患を発症した場合における施設での医療について、以下の要件を満たした場合に評価されることになりました。 厚生労働省大臣が定める基準に基づき、所定疾患施設療養費の算定状況を公表いたします。

所定疾患施設療養費(II) について
算定条件
1.所定疾患施設療養費は、肺炎等により治療を必要とする状態となった入所者に対し、治療管理として投薬、検査、注射、処置等が行われた場合に、1回に連続する10日を限度とし、月1回に限り算定する。
2.所定疾患施設療養費と緊急時施設療養費は同時に算定することはできない。
3.所定疾患施設療養費の対象となる入所者の状態は次のとおりであること。
◆肺炎
◆尿路感染症
◆帯状疱疹(抗ウイルス剤の点滴注射を必要とする場合に限る)
◆蜂窩織炎(令和3年4月改定より)
4.算定する場合にあっては、診断名、診断を行った日、実施した投薬、検査、注射、処置の内容等を診療録に記載しておくこと。
5.請求に際して、診断、行った検査、治療内容を記載すること。
6.当該加算の算定開始後は、治療の実施状況について前年度の当該加算の算定状況を報告すること。

令和4 年度(令和4 年4 月1 日~令和5 年3 月31 日)所定疾患施設療養費算定状況[PDFファイルにてご参照ください]

病名 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計
誤嚥性肺炎 件数 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2
日数 13 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 13
尿路感染症 件数 4 4 2 4 5 3 5 5 6 2 6 48
日数 10  22 22 16 12 25 15 21 23 29  8 35 238
蜂窩織炎 件数 0 0 0 0 1 0 1 0 0 0 0 4
日数 10  0 0 0 0 10 0 2 0 0 0 0 22
合計 件数 4 6 4 2 4 6 3 6 5 6 2 6 50
日数 20  35 22 16 12 35 15 23 23 29 8 35 273
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