2021.10.18ブログ
BLS研修
こんにちは。湯の里まとばです。
緊急事態宣言も解除され、少しだけほっとした気持ちです。
先日、まとばでは一次救命処置(BLS)についての研修をおこないました!
救急蘇生法
救急蘇生法は、容態が急変した人の命を守るために必要な知識と手技のことです。
救急蘇生法は一次救命処置と簡単なファーストエイドです。
今回の研修では一次救命処置について学びました。
一次救命処置
一次救命処置とは、胸骨圧迫や人工呼吸などの心配蘇生法や
AEDを用いた電気ショックに加え、気道異物除去も含まれます。
心臓が止まっている間、心肺蘇生によって心臓や脳に血液を送りつづけることは、
AED による心拍再開の効果を高め、心拍再開後に脳に後遺症を残さないためにも重要だそうです。
実践研修
まずは、紙面研修で基礎知識や手順を確認し、
そののち、看護師の模範実技講習を見学しました。さすがの手際の良さです。
その後、各グループに分かれて実践研修です。
発見から始まり、応援を呼んで指示を出したりと手順を思い出しながらおこないました。
呼吸状態の確認や気道の確保、胸骨圧迫は、強く、速く、絶え間なくなど
様々な点に注意を払いながらすすめましたが、
実際では圧迫する位置などにズレがあり、実践することで確認できました。
AEDの使用方法についても再確認でき、有意義な研修となりました。
おわりに
心臓と呼吸が止まってから時間の経過と共に救命の可能性は急激に低下しますが、
救急隊を待つ間、救命処置を行う事で救命の可能性が2倍程度保たれることが分かっています。
今回の研修を受け、手順や技術もさることながら、目の前の方に対して躊躇せずに
「迅速にできること」を実施していくことの大切さを強く感じ、
命を守るための行為を何かひとつでも実践できればと思いました。